【2023】年始の学び① 先入観を持つべからず

想うこと

昨日、次女との大衝突し、大きな気づきを得ることができた。
この年末年始、いろんなことが起こって、その度に気づきがあるので、
「年始の学び」シリーズとして書き留めておくことにした。

2023年を過ごしていくにあたり、大事な年始の教えだと感じてならない。

何があったのか・・・

次女の一輪車の習い事にいくために、急いで準備。
19時に間に合うように、早めに夕食も終えて、いつもながらバタバタしている。
毎度のことながら、皿洗いもまだ、洗濯もたためてないなーと思いつつ、次女を急かしつつ、準備。(←気持ち疲れ気味)
冬休み、外で一輪車を練習していたから、一輪車のタイヤも拭かないといけない。
ふと、タイヤの空気も抜けていることに気づく。
急いで入れないと!と、空気入れを始めると、次女が言った。
「私にやらせて。やりたい。」
私は、以前、彼女の力が足りず、全く空気を入れられなかったことが頭をよぎり、
「今日はもう出発する時間ですごく急いでるから、今日はママにやらせて。」
と答える。
でも、次女はものすごくやりたいとのことで、やらせて、なぜ、やらせてくれないのかと言ってくる。
それでも私が、今日は時間ないからと断っていると、
「じゃあ、後て空気を抜いて、自分で入れる!」と言った。

このときに、私の中で何かがプツンと切れた。
そして、もう、嫌だ!と言って、準備を辞めた。

気づきまでの流れ

私は、心の中でこう叫んでいた。
・次女の習い事に遅れないために、準備を急いでいるのに、なぜ彼女は邪魔をするの?
・皿洗いも洗濯物も後回しにして、タイヤ拭いたり協力しているのに、なぜ言うことを聞いてくれないのか。
・後て空気を抜くという当てつけまでされる筋合いない。
・お互い協力すべきときなのに、彼女はなぜあんなに自分勝手なんだろう。嫌だ。

次女とは、年末年始から、なんとなく、折り合いが悪かった。
ちょっとしたことでかみ合わず、ぶつかり、
私も彼女を攻撃し、彼女も私を攻撃し、互いの信頼関係は大きく揺らいでいた。
冬休み、私は何度か、彼女に以下のようなことを言われていた。
・ママはわかってくれない。
・ママのこと、大嫌い。
・私はこの家に居場所がない。

次女に対して、ものすごい憤りがあったけれど、
なんかまずいと思って、習い事にはお休みの連絡をして、話し合うことにした。

次女は泣きじゃくって、
私はママが大嫌い!と叫んでいた。
習い事に行けないことも不満だし、私への不信感が噴出していた。

私に対して、思うことを言ってというと、

ママは怖い。
言い方も顔も。
違うのに、大袈裟に言ってくる。

と。

ダイレクトな言葉に、結構傷ついた。
私が怖くなっているのはアナタのせいでしょとも思った。
私は自分が傷つけられ、いじわるされ、被害者だと思っていたけど、
次女は次女で、私に対して、ものすごく被害者であると主張している。

これは何?

そこで、私は伝えた。(まだまだ、私は被害者。次女にわからせようとしている)
こんなにアナタの習い事に協力しているのに、空気を入れるごときを譲ってくれず、
あとで空気を抜くとまで言われる嫌がらせを受け、私は傷ついた。
ママだって傷つく。どうしてそんなにいじわるをするのか?

と。

次女は私を睨むばかりで、とにかく泣く。
やっぱりわかってくれない、ママ大嫌い。という想いが私にも突き刺さる。

私たち、完全に噛み合ってないと、私も気づき始める。

次女に、「とにかく、どう思っていたのか言ってくれ」というと、泣きながら彼女は言った。

・自分でどうしても空気が入れたかった。
・手伝えると思って言った。
・空気が入れたかったから、後でもやってみたかった。
・たくさん入った状態では力がいるから、空気を抜いてから入れたかった。
・いじわるで空気を抜いてやる!なんて言ってない。

私は徐々に気づいてきた。

私の勘違いだったのかも。・・・

 

次女は決して、空気入れをやらせてくれない私に対して、
当てつけのつもりで、空気を抜くと言ったわけではない。
ただ、空気入れをやりたい気持ちが抑えられなかっただけ。

私の彼女に対する勝手な先入観から、勝手な解釈をして、
責められていると勘違いし、その怖れから、私が彼女を攻撃するということを引き起こしていた

考えてみたら、ここ最近、彼女とぶつかるときもいつもそう。

私が先に、
こう考えてるんでしょ。
なんでいつもこうなの。
と彼女のことを決めつける。

そして、彼女の返しはいつも、こう。
違うって言っているのに、わかってくれない。

我が家は、争いを好まない夫と長女に対し、
私と次女は、自分の想いを真っ向からぶつけていくタイプで、
互いに衝突もよくする関係。

互いに極端だったりもするから、ぶつかれば、互いに傷つくこともある。
でも後で、謝って反省して、仲直りをし、そして成長していくタイプだった。

次女は独特な感性を持っている。
そこが彼女の素敵な部分であり、一方で私にはよくわからない部分でもあり、
ここ最近は、どうも、私が彼女に対しネガティブな先入観を持ち、勝手にネガティブな解釈をして、
その怖れから自分を守るために、彼女を攻撃していたことに気が付いた。

彼女は必死に訴えていたことに今なら気づく。

勝手に決めつけないで。
どうしてわかってくれないの。

と。
彼女には申し訳なかったけれど、気づけてよかった・・・

話しているうちに私が気づいたことを彼女も察知し安堵したのか、
最後はどこかほっとした表情になっていた。

子どもってすごい。
驚く。

『先入観を持つべからず』
これから出会う人にも、身近な人にも、大事なこと。
人は毎日、変わっていくのだということ。

年始に、大事な教訓をいただきました。
ありがとうございます。

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